私たちの考え

理事長あいさつ

新しい決意の下に

6月7日、水取地区に建てられた新しい就労支援事業所の開所式が、服部和恵県健康福祉部長、松崎晃治小浜市長、谷澤昭彦杉田玄白記念病院長、四方啓裕若狭健康福祉センター長をはじめ60数名の来賓をお迎えして、行われました。

一連の式典は、2人の利用者代表の落ち着いた中にも心を込めた決意表明で締めくくられ、その後に、創設から四半世紀にわたる若狭つくし会の取り組みを10分間にまとめたスライド上映を参会者の皆様に見ていただきました。
国、県、市町からの多額の補助金や助成金をいただき、完成させることが出来ましたこの水取の新築事業所には、多機能型就労生活支援事業所つくしの家の開所とともに、法人本部、相談支援事業所を移設します。事業所新築に尽力いただいた関係各位に厚く感謝申し上げます。 特に、創設から四半世紀にわたり若狭つくし会を立派に育てあげてこられた大下治夫前理事長には、式典参列時にも深い感慨が心中に去来されたことと推察します。また、昨年逝去された元小浜市会議長で当会創設の発起をされた杓子明氏は、西津小学校の先輩でもあり、障がい者福祉のあり方についての話をよくお聞きしていました。 この若狭つくし会にとっての画期の年に当たり、若狭町上野木出身で初の県民知事として5期つとめられた中川平太夫知事がよく使われた「温故知新」の言葉に改めて思いをいたし、新しい高みを目指した法人施設の運営を行うため、役職員一丸となって工夫と努力を重ね、また、研鑽に努めていきたいと思います。
関係団体、県・市・町また多くの皆様には、当法人へのいっそうのご指導、ご鞭撻、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

社会福祉法人 若狭つくし会
理事長 中島 嘉文

目的

社会福祉法人 若狭つくし会は、障害のある方が個人の尊厳を保持しつつ、自立した生活を地域で営むことができるように支援するため、地域の重要な社会資源として、福祉課題の解決に積極的に取り組むことにより、地域社会から信頼と支持を得て、障害のある方を含む地域社会全体に愛される法人を目指す。地域社会において永続的に役に立てる仕組みづくりを大切にし、常に前を見て、常に考え、常に人のために生きていくこと、周囲の人に目を注ぎ、障害のある方や地域社会の声を尊重し「心して」支援していくことを目的としています。

第2種社会福祉事業

  1. 生活介護事業(つくしの家)
  2. 就労継続支援事業B型(つくしの家・第2つくしの家)
  3. 就労移行支援事業(第2つくしの家)
  4. 相談支援事業(若狭つくし会相談支援事業所)
  5. 共同生活援助事業(つくし寮・第2つくし寮)
  6. 地域活動支援センター事業(地域活動支援センター トゥモロー)
  7. 居宅介護事業(ホームヘルプステーション トゥモロー)

経営の原則

社会福祉事業の主たる担い手としてふさわしい事業を確実、効果的かつ適正に行うため、自主的にその経営基盤の強化を図るとともに、その提供する福祉サービスの質の向上並びに事業経営の透明性の確保を図るものとする。